The Mule(運び屋)

飛行機機内鑑賞映画その2

クリント・イーストウッド監督・主演 「運び屋」

老人が麻薬の運び屋をやるというびっくりストーリーです。

The Muleとは「頑固者」という意味です。

しかしこの映画のテーマは「仕事に夢中になり家族や大切なものを蔑ろにしてきた男たち」がテーマのように感じました。

・仕事中毒者その1:本人 アール・ストーン(クリント・イーストウッド

仕事一筋の頑固親父。花栽培をして全米を走り回る。娘の結婚式もすっぽかす程なので家族のことなど完全無視状態です。

・仕事中毒者その2:コリン・ベイツ捜査官(ブラッドリー・クーパー

犯人逮捕のため記念日をうっかり忘れる。

・仕事中毒者その3:ギャングのNo2

ボスに認められるために命がけ頑張って常にイラついている。

過去の仕事中毒だった自分を振り返り、業績を上げたいと必死になっている捜査官とギャングに諭します。

「家族は大切にしろ」

「大物になる必要はない。」

刑務所に収監されることが決定した際の娘アイリス(アリソン・イーストウッド なんと実の娘です。)から「これで常に居場所がわかる」と言われるぐらい各地を飛び回っていたのでしょう。社会や職場で「大物」になるために。

でも最後は家族なんだよね。

 

 

The Greatest Showman

飛行機機内で鑑賞した映画から学んだことを記録します。

1,The Greatest showman

f:id:hisatsugu79:20180216140432j:plain

2017年の正月に香港で公開していて、街中にポスターがたくさんあって印象に残っていた映画。

実在の人物P.T.バーナムを主人公にした物語。

https://ja.wikipedia.org/wiki/P%E3%83%BBT%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%A0

あらすじなどは他のサイトにも多くあるので自分なりに感じたことのみ記載します。

1,英国ロンドンでの公演でビクトリア女王への謁見を行おうとする場面。ザック・エフロン(ハイスクールミュージカル主演してました。)演ずるフィリップ・カーライル(実在の人物でな無いらしい)から、ヒュー・ジャックマン演ずるP.T.バーナムへ「何かを得るにはまずトップ(頭)を押さえろ!」と言われます。ビジネスの世界や諸々の交渉事でも成功するためにはまずは「トップ(頭)を獲れ」ということですね。

ちなみに山ぐらしをしていた人がいる友人から聞いたエピソードですが、山猿たちの畑荒しが酷いのでその猿たちのボスを捕らえて頭部を切断して(残酷といえば残酷ですが)「さらし首」にしたそうで、その後畑荒らしなどのいたずらが一切無くなったそうです。

2,もともと奇人変人のサーカス活動で成功したバーナムでしたが、世間特に上流階級からの評価は低いままでした。しかし欧州No.1と言われたレベッカ・ファーガソン演ずるジェニー・リンドによる正統派音楽コンサートのプロデュースがうまくいくことで、上流階級からも認められゆようになりました。それに伴い古くからのサーカス活動を疎かにするようになり、スタッフたちのモチベーションも低下してしまいます。

→社長の仕事は常に現場に気を配ることであり、スタッフ一人ひとりを勇気づけることが大切である。別の言い方すると、常に現場監督をおいて見張っておかないといけませんよ、という事です。

 

ちなみにこのP.T.バーナム氏、心理学用語であるバーナム効果の起源になった人です。

バーナム効果とは「誰にでも当てはまることを言われ、それが自分にだけ当てはまっていると勘違いをしてしまう現象」だそうです。占いなどでよく使われています。

占い師「最近人間関係で悩んでますね。」 (人間生きてりゃ誰だってそうでしょ)

お客「この人は自分のことを分かってくれている」

この効果により「この人は自分の理解者だ」と思わせる事が出来るようです。

また本も書いてました。ビジネス書です。早速購入します。

 

 

競売結果の参照

無事落札した物件ですが、他の人はいったい幾らで入札したかを参照するために裁判所にやってきました。自分としてはギリギリ競り勝っていれば嬉しいですが、大きく乖離していれば「もっとやすく落とせたのに」と落胆する気もするのですが・・。

法人なので委任状と社員証明書を作成し、個人の身分証と印鑑持参で裁判所へ。

裁判関係書類を一式渡されてコピーや写真撮影など各々のやり方で写しをとります。

結果はなんと!4.71億。その差400万円で競り落としてました。

総額からすると僅差でしょう。ついてる。

五木寛之講話その2

五木寛之氏曰く、歳を取ると二つの思いに支配されてしまうとの事、それは「人間不信」と「自己嫌悪」だそうです。

それを払拭するためには他人との些細なたわいもない関わりの中での、心が「ホッコリ」したエピソードを思い出す事だそうです。

過去の「ホッコリ」エピソードを覚えている事が晩年の抑うつな気分を晴らしてくれるのならばそのハッピーエピソードも記録しておくていいのかもしれませんね。

五木寛之講話 その1

不動産管理会社の創立40年記念式典で五木寛之氏の講話がありました。内容を要約すると、相続について。

私達は親や祖父母からいろいろなものを相続している。それは金銭的なものだけではない。習慣、立ち振る舞い、文化などである。また私達も子供たちに語り継ぐ必要がある。それが相続だということ。

なるほど、語り継がねば。

そのためには自分自身に起こった事を忘れないようにするため記録に残そうと思います。