HR summit 2019① デービッド・アトキンソン 「日本人の勝算~大変革時代の生存戦略~」

HR summit 2019

デービッド・アトキンソン 小西美術工藝社社長
「日本人の勝算~大変革時代の生存戦略~」

ゴールドマン・サックス金融調査室長、『新・生産性立国論』『新・所得倍増論』『新・観光立国論』など執筆。
オックスフォード大で日本学学ぶ。流暢な日本語で語る。

日本GDP高い、生産性低い。潜在性は高い。
 生産性はイタリア、スペインと同じ、(英国人のデービット氏によるといつも寝ているラテン人と同じ)
#日本企業の謎
・世界第5位なのに生産性28位。
理由:日本では零細企業で働く人が圧倒的に多い。20人以下の零細企業=生産性低い。
規模が小さいと効率悪いため生産性下がる。(=規模の経済)
元凶:中小企業基本法によって保護されている。経営効率の悪い会社は淘汰されるべき。

国として小さい会社が潰れても失業者は増えない、社長の数が減るだけの話。
むしろ経営効率が良くなる。

生産性向上のための要因
アントレプレナーシップ (新しいことをやろうとする気持ち)
・技術革新ではない
 
#輸出産業の重要性。
生産性高い企業は輸出産業。輸出産業→高利益率→高給与→規模拡大
・観光は輸出産業。インバウンド
Q:韓国は財閥系大企業が多いけど良くない。
A:実は日本と同じで零細が非常に多い。
 
#分析・統計に基づく経営
 勘や経験はだめ! 科数字に基づく学的評価が大事。